大人はサイコー

Adult:オトナノススメ/怒髪天怒髪天/オトナノススメ
っていう気はないけど
若いときに比べれば、わしなんかずいぶん気楽なもんだ。
ひとかどのオッサン~初老ともなれば大人の自信、威厳……風格とかそういうものが具わってくるんだろうが、
ワシには、そんなもん微塵もない。
そんなもんだったら、そこらへんの30代のオニイサンのほうが、ワシよりよっぽどそなわっていると思う。
気楽といっても、ワシの場合、そんな社会的自信・余裕のようなもんじゃゼンゼンない。

これでも若いときはひとかどの目標や希望・夢というものを持っていた事もあったが、
烏兎匆々……
さすがにこの年になると……若いときの夢みたいもんは笑い話…跡形もない。
いまじゃ
「生きてるだけでOK!」みたいな(YouTube - 怒髪天/全人類肯定曲)
そのぶんなんか自由になったような気がするから…不思議である。
「大人は自由である。習慣や慣行に服従して大人しく生活することは楽しくて快い。動機はどうであれ、既成のライフ・スタイルに乗ることが一番良い生き方なのだ。確かに大人は、そんな生き方が最善のほんとうの生き方でないことは弁えている。しかし大人は、人生において最善のほんとうの価値を求めても仕方ないと割り切っている。それが大人というものだ。だから大人は気楽なのである。
 そして大人はデカルトに言うだろう。自分の人生を囚人生活に喩えられてもかまわないが、わざわざ苦労して脱獄する積極的理由があるだろうか。家庭や会社や社会を捨てるのは大人げないやり方だし、それは一部の変わり者の特権にすぎない。捨てたい者は捨てればよいが、自分は持ち場を離れるわけにはいかないし、そこで満足するしかない。脱獄こそが最善の道だと言いたい者には言わせておけばよい。悩みつつ牢獄に甘んじる大人の心情を、デカルトは分かっていないのだ。〈目覚めよと呼ばう声〉は音楽会の時だけの話だ。」(76頁)
小泉義之:「デカルト=哲学のすすめ」


小泉義之「デカルト=哲学のすすめ」

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by qsso | 2010-06-17 19:01 | つれづれ | Comments(0)
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