暴力団と国家はどこが違うのか? 萱野稔人

「 法律に自発的に従おうが、いやいや従おうが、結果的にそれが強制されている(法律に従わない自由はない)ということは変わらないのです。
 要するに、国家権力といっても、その基本的な仕組みは、物理的な強制力を背景に相手をこちらの意志に従わせる、というどこにでもあるものなんですよ。
 たしかに、国家の場合はそれが法律にもとづいておこなわれます。その「法律にもとづく」という点こそ、国家権力の一番の特徴です。
 しかし、どうやって命令に従わせるかという仕組みだけをみるならば、本当にそれはどこにでも生じうるシンプルなものなのです。だってそれは「痛い目に遭いたくなければ、おとなしくいうことを聞け」ということですからね。
 この権力の仕組みは、かつて家長が子どもたちに対してもっていた権力(生殺与奪の権力)と同じものであり、現在でもヤクザなどがもちいようとする権力と同じものです。 国家は、こうしたどこにでもある権力が制度化され、法によって根拠づけられ、社会のあらゆる領域へと覆いかぶさることで成立しました。」萱野稔人「

哲学はなぜ役に立つのか?


そう「法律に従わない自由はない」というところがいいねぇ
「要は従ってればいいじゃん 従わないやつはリンチ!リンチ!」ってすぐなる日本人が
そういうところでどうやって法律の正当化概念という必要性を感じるのか?
いま、そこまで読んで おなか痛くなった(笑)

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by qsso | 2016-08-19 16:31 | つれづれ | Comments(0)
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