ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」

星を継ぐもの (創元SF文庫)

ジェイムズ・P・ホーガン/東京創元社

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月を 見ると、思い出してしまうのがこの作品である。

物語は月で発見された正体不明の一つの死体から始まる
サスペンスタッチだけど…
ハードSFにありがちなザコキャラ科学者のあーでもないこーでもないの百家争鳴の中、ひとりの天才博士が謎を解く、古典的説明文体で、
致命的なくらいテンポがよくない
アクション、ハードボイルド、お色気、皆無で
それでも通読できたのは、ちっぽけなそういうサスペンス(謎解き)設定の…おかげであろう…
読了して、一通りパズルができあがると
はじめてそこで頭の中に壮大な宇宙サバイバル物語が萌えあがるという設計…
前述したようにほぼ説明文体、過去形なために、リアルなsf臨場感はほぼない…表面的には醒めたsfである
しかし、読後感はそんなに悪くない 不思議と月を見上げてしまうのだ
面白いか?面白くないかといわれれば…sfファン向けではあっても、万人向けとはいえないかもしれない
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by qsso | 2016-10-15 18:15 | つれづれ | Comments(0)
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