仲正昌樹「デリダの遺言」

デリダの遺言―「生き生き」とした思想を語る死者へ

仲正 昌樹/双風舎

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「いっぱいいっぱいになっている普通の人たちの思考から批判的に「距離」を取って、非現実的なものを含めて、いろいろな可能性について考えてみせるのが「哲学者」である。あまり”現実的”になってしまったら、「哲学者」である意味がない。「生き生き」している状態からできる限り離脱して、「死に体」になって語るのが哲学者である、と「私」は思っている」仲正昌樹「デリダの遺言」(209頁)
仲正さんがいうデリダの「死に体」というのはわからんでもない。
すべての不確実な感覚を取り払うのはデカルト以来の哲学の伝統である…
仲正さんがよく使う?(と言っても2冊しか読んだことないけど(笑))プラトンの洞窟の「比喩」は秀逸だと思った。
洞窟からはじめて飛び出した住人が知った真実の世界が…ホントに真実の世界が分かったもんじゃないということ…
エクリという光源に照らし出されたイキイキとした世界は避けて…
仲正=デリダは暗い洞窟のなかで孤独に
「すべては比喩」
と呻吟することこそ=デリダの遺言…
だと言いたいのか?どうかはしらない…

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by qsso | 2016-10-16 09:50 | つれづれ | Comments(0)
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