「日本の拝金主義は

バブル以降のことであって、
もともと日本人は平等意識が強く。
欧米に比べれば、比較的格差の少ない社会……」
みたいなことを平気でいうひとが、最近多いよなぁ~
要するに「本来日本人であれば、そのひとはとっても「いい人」」みたいな。
薄ら寒いよねぇ~クルクルパーすぎて
まぁほとんどは漫画しか読まないガキだろうが……
(モノカキや自称ジャーナリストまでいるから呆れる…よなぁ)

手っ取り早く「壬生義士伝」でも読むことをお薦めするな~
それから
部落の歴史や、在日の歴史、
戦前、戦後の移民史などを、少しは読んでからにして欲しい。
歴史や民俗史の本を、ちょっとひもとけば、
いまも残る、お中元、お歳暮の付け届け文化が
賄賂文化の残滓であることは、
どんな歴史書にも書いてある。
(この国では、拝金主義が、儀礼、無意識化してるところがあるそうな)

維新以前は、
身分によって服装もきちんと差別されていた(女性なんかもネ)。
逸脱者には、「岡っ引き」みたいなやつら(八衆)が制裁を加えていたのヨ(「岡っ引き」を、現在の警察かなんかと勘違いしている人が多いが、断じて違う)。

昭和維新の出発点も
財閥などの社会格差が引き金になっている可能性があることは、
「彼らの檄文」
を読めばわかること……。
もちろん、かれらに、そんなことが云える、どれだけの正当性があるかは、別の問題だとは思うが……

「いまは二極化社会」なあんても
いうけれど……
日本は、ず~っとむかしから
そうだったのよ。
戦前だって、維新以前だってそうだった
(二極化の二極化をうんだりしてねぇ~(笑))
えーそれ以前なら……
ヒト(貴族)と、そうでないものが居たに過ぎない。


大戦、維新、関ヶ原……
と歴史を見ていくと……
日本人は、ムカシから
(サヨク&プチナショ(右も左も(もちろん知識人も)))
強い者(勝者)に靡きやすく、弱い者(敗者)を徹底的にイジメ倒してきたような気がする。
戦後の自由、平等、ミンシュシュギだって、
ホントは、そんなところ。
天皇陛下万歳!
オクニのために死んでこい!
から、大敗戦で、急転直下、民主主義万歳に……
進駐軍さまー!。マッカーサーさまー!。
(自由、平等、ミンシュシュギ、農地解放、財閥解体、教育改革……)自発的に、そうなったんじゃない。
強い者に靡いただけのこと。
強い者に靡いた方が得だからネ
肝心の「平等」、「格差のない社会」だって、
戦災で、一時、物理的にそう(自然的平等)なったうえに、
高度成長で、みんなが錯覚した部分が大部分(災害ユートピア(平等)幻想ってやつ)じゃない……。

戦後は一時、
戦犯になるのが恐くて
アメリカ(GHQ、連合国)に批判されないように(あとはトラウマで)、いい子にしていたけど
もう敗戦してだいぶたったから(トラウマからも抜けだし)、
「そろそろ、進駐軍様からモンク言われそうにないかな~」
っていうことで、
もとに戻っても……
ぬあんて感じになってるかもねぇ
(日本人の場合、
なんか基盤があって、そんなこといってるんじゃないもの……
ひょっとしたら、ほとんどそんなトラウマだけで
民主主義だの、平等だの、愛だの
お題目を並べてるってところあるからさ
これから先の風向き(空気)次第で、ころころ変わる可能性が高い~とは、だれもが感じてることじゃないかなぁ……)

格差社会がいいとか悪いとか
言うつもりはない。
実際、いまでも、かなりの格差はあるだろう。

そういったことからいうと
格差社会も拝金主義も
日本の文化ってところがある。

「日本を含めた東北アジアでは、無償の愛は、家族・血族に対してあっても、他人に対してはほとんどなかった。
 では他人に対する助けはどうしてたかといえば、頼母子講とか無尽とかいったシステム(韓国では契と称するとのこと)で行っていたのである。これは、特定少数の信頼できるものが集まり、必ず期限(一年とか二年とか)を切って毎月掛け金をして基金を作る。参加者は困ったときなど金銭が必要になるとそこから借りて、利子をつけて返す。そして、期限がくると決算。借りなかった者は利子の配分を受けて解散する。だから期限がくると必ず返ってくるし、借りなければ利子までつく。
 こういうシステムで生きてのであるから、日本人ひいては東北アジアの人間には掛け捨てではなく、必ず元金を取り返すぞ、という感覚がある」加地伸行(2004/04/26「正論」)

そうなのだ。
日本人は、
元金を取り返すぞ!

隣人愛も、損得から

だからこその
世界第二位経済大国
世界一個人貯蓄1400兆円(貯金好き-拝金主義者(ちなみにワシは一銭ももっとらんよ( ^∀^)ゲラゲラ))
……
そういうところからいくと
元金を取り返すぞ!
隣人愛も、損得から
それこそが
日本人の誇るべき伝統なのではないか?。
それが拝金主義といえば、
拝金主義である。

「武士道」や「義」ですら、
キリスト教的文化国家のそれと対比して、
その空白を糊塗するために、のちに捏造されたハナシの域を出ない。

だからといって
キリスト教的な隣人愛に比べ、
日本人の損得倫理(拝金主義)が劣っているとか、
(ちなみにワシの祖父なら、それを「ヒャクショー」というコトバで表現したと思う)
キリスト教的な隣人愛を見習うべきとか、
一律に、そういうふうに考えるのはおかしいだろう。
しばしば、隣人愛も暴走することを思えば、
日本人的な倫理観も、あながち捨てたものではない。
ニーチェなんかは、キリスト教的な隣人愛(隣人への圧制・同化・服従の促し)は諸悪の根源であり、否定して、「遠人愛」を説いたぐらいである……
ひょっとしたら
日本の損得倫理(遠人愛)のほうが、はるかに世界平和につながるものがあるかもしれない
拝金主義(吉村貫一郎)こそ、
日本の誇るべき伝統なのである

か、どうかしらない。

日本人の歴史 …強者にこびへつらう石川好

壬生義士伝 4枚組
壬生義士伝 4枚組
posted with amazlet on 06.01.27
松竹 (2002/07/25)
売り上げランキング: 1,412

日本原住民史
日本原住民史
posted with amazlet on 06.01.27
八切 止夫
作品社 (2004/06)
売り上げランキング: 151,472

サンカの歴史
サンカの歴史
posted with amazlet on 06.01.27
八切 止夫
作品社 (2003/07)
売り上げランキング: 298,480

ストロベリー・ロード〈上〉
石川 好
早川書房 (1988/04)
おすすめ度の平均: 5
5 カリフォルニア青春記 
5 ただの国外青春記ではない
5 18歳がのぞいたアメリカ

ぼくの小さな祖国
ぼくの小さな祖国
posted with amazlet on 06.01.27
胡桃沢 耕史
徳間書店 (1989/04)



「欧米に比べれば、比較的格差の少ない社会……」
いまは、そうかもしれない
(欧米といっても、その範囲は広いからなんともいえないが)。
ただ、日本だって、敗戦や戦災がなければ、
ひょっとしたら、欧米どころじゃなかった可能性は高いよ

平等が実現すれば(格差がなければ)
全員が奴隷(もしくは貧乏)だっていいというようなものも扱うと
格差があるかないかは、そんなに大事なのかなぁ……
[PR]
by qsso | 2006-01-27 06:14 | つれづれ | Comments(1)
Commented by tomo at 2006-01-30 14:51 x
こんにちは
拝金主義といっていいかどうかわかりませんが、
貨幣経済が成立した頃から存在したかもしれない
ですね。
今、言われている格差はむしろ広がった方がショック
療法的意味合いで更に問題意識が広がるのではな
いかと思います。良いか悪いか別として。「中流」の
人をどんどん没落させて生活出来なくなっても良い
という意味ではありませんけれど。
「中流」という言葉は幻想と言われて久しいですね。

まあ、別の話ですが、私の育った地域は、今思えば、
周りはみんな貧乏だったなあという思い出があります。
飲み屋街で育ったので、父親のいない友達やハーフ
の友達がいたりして。
小遣いもほんと少なかったので、外を駈けずりまわる
しかなかったですね。

名前
URL
画像認証
削除用パスワード