金榮堂書店

東京経済株式会社 社員ブログ: ナガリ書店~老舗書店閉店

とうとうナガリまで……

ワシが、はじめて
思想書(サルトルの「存在と無」)というものを買ったのが
当時、「電車」通りにあった小倉魚町の金榮堂だった。

当時、ワシは、新聞配達していて、
そのバイト代を貰った、その足で、よく本屋に向かった。

a0009919_6284214.jpg赤い路面電車を降りると、
駆け足で店に。
いまの大書店と比べるべくもないが、
細長い店内、急な階段、
ジャングルみたいに所狭しと置かれた本の多さ、
質(地方で細々とやっている同人誌類を扱っていた)は、ミカン山と田圃だけの田舎から出てきたばかりの当時のワシには驚きだった。

それにしても、
なぜ、そんな本を買ったのか?
いまもって、謎だが……
なんとなく、自分を、もっと立派な人間だと思いたい気持ちからだったと思う。
そんな本を手に持っているだけで、
まわりとは違う!
ワシは立派だ!……と思えた。
十代、チューソツの新聞配達員
なんか、そんな証しが自分に欲しかったのだと思う(内面にこだわったのは、外面(クルマやフク、カネなど)にこだわることが、当時のワシには経済的、現実的に困難だったからだろう~弱者ってのは、そういうとき、道徳(別の)ゲームを持ち出して勝とうとする)
さすがに、内容は、
チューソツの貧乏人には、さっぱり分からなかった。
分からなかったが、
ワシは、バイト代で、毎月、何冊かの思想書や文学書を買った。

それから、ほどなくして、
ワシは新聞配達のバイトも、なあんか、かったるくなって、やめて。
色々よからぬ仕事を転々とし、
住所不定の(日本国中を)居候生活をしているうちに……
その本たちは散逸してしまった。
結局、分からずじまいで、
いまにいたっている……(笑)


金榮堂、1997年閉店
うそつき村があったとさ。 金榮堂書店
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by qsso | 2007-01-26 06:07 | 思い出 | Comments(0)
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