城繁幸「若者はなぜ3年で辞めるのか?」

あんまり良い家庭(東大法学部に入るような家庭)に育つと、
人生がレールのように見える?
っていうありがちなおはなし。
そういったきわめて限られたひとの人生論。
本書の目的は、今の世の中の「閉塞感の正体」を指し示すことにあるらしいけど、
そういうことからいくと、その点に関しては、きわめて限定的に、こんな本を読むような読者の…”いわゆる社会階層”に限るだろうけど…閉塞感の正体を図らずも指し示しているのかも……??。



それにしても、なんですなぁ
景気が悪くなると、
なんでも悪いと言われ
景気が良いと、
なんでも良いと言われる…。
理屈なんか、否定しようが、礼賛しようが
ことは…なりゆき…
イチローのバッティング理論のようなもの
あーあ無常
日本的システムとか年号序列とか言われているものだって、
だれかが「これはいい!作ろう!」とか思って作ったんじゃないもんね。
ことはなりゆき
ことはなりゆき……
とにかく、成果だろうが、年号だろうが
100%正しいものなんてない。
しょせん、世の中なんか心配したって、なるようになる…ってなもん



要するに、この著者(城)は、
年号序列で飼い馴らされた先にいた羊豚オッサンたちのために、若者(小羊の雇用)が犠牲になっている!……という…よくあるハナシ(告発路線)なんだけど。
そういえば、
むかし…「日本は「ヒト余り文化」だ」と言ったひとがいた…。
ホントかどうか知らない。
天然資源はなかったけど、ヒトは余っていた。
だから、日本では(カントには申し訳ないが)ヒトがモノ(物件)のように使われてきた…(たしかに武士・ミズノミとかは、基本的にそういうドレイ倫理観だという気がする)…。
そういうことからいうと、
高度成長、バブル時代の人不足という、きわめて例外的な状況はあったけど、
基本的に日本では、弱い立場のヒトたちは、すべからくモノのように扱われてきた…(武士・兵隊(人間魚雷、特攻…)、ミズノミ、身売り、集団就職(蟹工船)…)というところじゃないかな?。

だいたい日本の社会序列(マススクリーニング)ってのは、勝ち組の親がじぶんのバカ息子・バカムスメが負け組に入らないようにするための保険みたいなもんだから(それが逆からいえば、敗者復活がないシステム…)、できが良い能力がある子からしたら、親が敷いたつまんないレールのように見えるのかも……(結局、この本って、そういうボンボンの遅れてきた反抗期的(青臭い)作文じゃねぇ…)

しかし、大半のひとたちにとって、それはレールじゃなくて、
レース(勝負)なんだよねぇ…羊たちのレース
レースだから、結局、勝ち負け、強いか弱いか
勝った(強い)方が負けた(弱い)方を搾取するってこと……若いか、オッサンかではなく、貫かれてるのは、その点じゃない
だから、オッサンだからってすべてのオッサンが若者を搾取できるわけではないし……
ま、たしかに、勝っても負けても…あるいは降りても…羊にはかわりないだろうなぁ

そういえば、
「狼の血筋じゃないけど、羊だって、たまには吠えます!」ってミスチルの唄があったなぁ(´ー`)y─┛~~

この本の筆者のようなひとたちは知らないけれど、
大半のヒトたちは、やっぱ狼の血筋じゃない…
「あーあ、なあんて、いやらしい羊=ドレイだな~」って
どうぞご自由に…(まワシは羊以下だけど)



ことはなりゆき



ところで「若者はなぜ3年で辞めるのか?」
それじゃぁまたねぇ~
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by qsso | 2009-11-09 16:37 | つれづれ | Comments(1)
Commented by ポチ! at 2010-01-21 22:17 x
こんばんは!私は、土屋先生の大ファンです。本も何冊も持ってます。ネット検索したら、先生のブログがあったので、嬉しくて書き込みしてます。(^_^)今後もギャグのお手本として、先生の本、積読します。いや、ちゃんと読んでますよ。(●^o^●)
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